澤田酵素を用いた健康食品・コスメ商材の受託製造・原料供給

澤田酒造では、『澤田酵素』を使った健康食品商材の受託製造を承っております。
原料メーカーならではの植物発酵エキスをふんだんに使用した高純度酵素ドリンクや、他原料をブレンドしたオリジナル酵素ドリンクをはじめ、ペーストや粉末など各種剤型での製造も可能です。

ドリンク

ペースト

粉末

錠剤

ハードカプセル

ソフトカプセル

丸剤

ゼリー

澤田酵素について

澤田酵素(植物発酵エキス)は、国産にこだわった90種類以上の野菜、果実、山野草、穀類、海藻類に、粗糖や沖縄産の加工黒糖を加え、酒蔵に生息する「蔵付酵母菌」をはじめとする酵母や乳酸菌により発酵・熟成させた植物発酵食品です。
発酵・熟成に約1年以上の歳月を費やし、じっくり丁寧に製造されるエキスには、発酵過程で低分子化され消化・吸収しやすくなった原材料そのものの栄養素に加え酵母や乳酸菌、酵素などの働きによって産生される有機酸やアミノ酸等の有用物質が含まれており、これらを摂取することで健康や美容に役立つと言われています。

原料は国産にこだわった
90種以上の
野菜・果実・山野草・海藻・穀物類

  • 大根
  • ニンジン
  • 白菜
  • キャベツ
  • ゴボウ
  • れんこん
  • かぶ
  • たまねぎ
  • 生姜
  • みょうが
  • ゆり根
  • ワサビ
  • ほうれん草
  • 春菊
  • レタス
  • モロヘイヤ
  • ふき
  • ミズナ
  • 小松菜
  • サンチュ
  • チンゲンサイ
  • サラダ菜
  • みつば
  • にら
  • 紫キャベツ
  • サニーレタス
  • パセリ
  • ネギ
  • セロリ
  • カリフラワー
  • ブロッコリー
  • スイカ
  • パイナップル
  • メロン
  • イチゴ
  • ミカン
  • レモン
  • ビワ
  • ブドウ
  • プルーン
  • スダチ
  • カボス
  • かき
  • ナシ
  • パパイヤ
  • マンゴー
  • ユズ
  • 食用菊
  • タケノコ
  • ずいき
  • アスパラガス
  • かぼちゃ
  • きゅうり
  • うり
  • ナス
  • トマト
  • ゴーヤ
  • ニンニク
  • シシトウ
  • ピーマン
  • ズッキーニ
  • おくら
  • ジャガイモ
  • サツマイモ
  • サトイモ
  • 椎茸
  • 舞茸
  • えのき茸
  • シメジ
  • レイシ
  • コンブ
  • ワカメ
  • ヒジキ
  • アオノリ
  • モズク
  • アオサ
  • アシタバ
  • オオバコ
  • ドクダミ
  • ウコン
  • ビワ葉
  • アズキ
  • インゲン
  • 玄米
  • 大麦
  • ハト麦
  • アワ
  • キビ
  • ヒエ
  • トウモロコシ

蔵人の健康を守るために……
酒蔵伝承の智恵が生んだ健康食品

酒蔵での寒造り…。
凍てつくような冬の寒さの中、蔵人たちの睡眠時間もままならない過酷な作業が続きます。
昭和10年(1935年)、4代目当主で醸造学者でもあった澤田定司は、過酷な作業に従事する蔵人の健康を守るため、発酵食品のチカラに注目し、酒蔵伝承の技術と「蔵付酵母菌」を用いた発酵液を考案。
現在の『澤田酵素』の原型を完成させました。
蔵人の健康を思いやる気持ちから生まれた『澤田酵素』。
その後も酒蔵秘伝の「クスリ」として蔵人たちに飲み継がれていましたが、昭和40年、食事療法を研究する医学博士が酒蔵を訪れたことを契機に商品化がなされ、現在に至っております。

発酵を熟知した造り酒屋が醸す
安心・安全、高品質な植物発酵エキス

いくら体に良い健康食品であっても、美味しくなければ飲み続けることはできません。
日本酒造りで「旨さ」を追求してきた澤田酒造では、当然、健康食品の製造においても美味しさにこだわります。
酒造りで培われた確かな発酵技術と、HACCP認証を取得した工場で製造される『澤田酵素』は、美味しさと安心・安全を兼ね備えた高品質な植物発酵エキスです。

洗浄・仕込み

原材料をできるだけ切りきざむことなく丸ごと使用し、粗糖及び加工黒糖で仕込みます。

発酵・熟成

蔵に生息する酵母菌や乳酸菌を用いて、約1年以上の歳月をかけ発酵・熟成させます。

アルコール除去・殺菌

発酵によって生成されたアルコール分を除去し、加熱殺菌を行います。

充填・加工

完成したエキスは、移送容器に充填され、各種剤型への加工工場や、製品の製造工場に運ばれます。

出荷・納品

充填、セットアップを経て酵素商品の完成品として、また、酵素商品の原料として出荷されます。

澤田酵素の物語

天保元年 - 澤田酒造創業

澤田酒造は、奈良盆地の西端、西に霊峰・二上山を仰ぐ奈良県香芝市五位堂にある造り酒屋です。

江戸末期の天保元年(1830年)、初代・澤田定四郎が紺屋業を興し、その傍ら、酒造りも行なったのがその始まりと云われています。
当時は、田畑で囲まれた集落の中に一軒ぐらいは、その土地で収穫した米を使って酒を造る家があり、澤田家もその一つであったようです。

明治に入ると、三代・澤田定十郎が紺屋業を廃し、酒造業を本格化。
四代・澤田定司は、さらに酒造業を拡大。
醸造期ともなると、蔵の中では作業に追われ、慌ただしく動きまわる蔵人たちの姿がありました。
「澤田酵素」の誕生は、ちょうどこの頃、昭和の初め、定司が目にしたある光景がきっかけとなったのです。

過酷な作業に従事する蔵人たち

酒蔵での寒造り…。
人たちが歌う酒造り唄に『宵に酛摺る 夜中に甑 朝の洗い場の水つらさ』という一節があります。
冬の冷気と冷水を利用して行なわれる伝統的な酒造りは、蔵人にとって非常に過酷なものでした。
昼夜を問わず手入れが必要な麹造りに、フツフツと発酵を続ける醪の管理。
生きた麹菌や酵母を相手に睡眠時間もままならない作業が続きます。
当時の酒造りは、雪深い地方の農民たちが、農閑期である冬に副収入を得るべく、季節労働者として酒蔵に住み込みで作業を行なう杜氏制が主流で、澤田酒造でも毎年、兵庫県の但馬地方からやって来た杜氏集団が酒造りを行なっていました。
凍てつくような冬の寒さと24時間体制での重労働、長期間におよぶ共同生活による精神的な過労などが重なり、蔵人の中には体調を崩す者も少なくなかったようです。
蔵人たちの身体的、また精神的な疲労が蓄積されるにつれ、蔵からは活気が失われ、時には蔵人同士のいさかいが起こることもありました。

蔵人の健康を守るために

「蔵人の健康を守るよい方法はないか…?」
醸造学者でもあった定司が着目したのは発酵食品の力でした。
定司は身近で手に入る野菜・果物を原料とした発酵液を発案します。
造り酒屋である澤田酒造には、杜氏という発酵に関する豊富な知識と経験、高い技術をもった専門家がおり、発酵食品をつくる上で非常に恵まれた環境がそこにあったのです。
昭和10年(1935年)、定司の醸造学者としての知識と蔵人への深い思いやり、そして酒蔵の経験と技術の粋を集め、ついに「澤田酵素」の原型となる発酵液が完成しました。
発酵液の完成後、最初は、得体の知れない液体にいぶかしげな表情であった蔵人たち。
しかし、その味わいに思わず「うまい!」という声があがります。
健康食品といえども、旨さにこだわる。
蔵人が毎日飲むものだから美味しくなくてはならないという定司の気遣い、そして酒の旨さを追求し続けてきた酒蔵のこだわりが醸し出した味わいでした。
ほどなく、蔵人たちは健康を取り戻し、蔵にも活気ある蔵人たちの声が飛び交うようになりました。
「澤田の蔵からは病人がでない」と周辺の村人たちの噂になるほどだったとか…。

現在の澤田酵素の原形となる
発酵液を考案した4代目当主
澤田 定司

酒蔵伝承の知恵が生んだ健康食品

「蔵人の健康を守るよい方法はないか…?」

醸造学者でもあった定司が着目したのは発酵食品の力でした。
定司は身近で手に入る野菜・果物を原料とした発酵液を発案します。
造り酒屋である澤田酒造には、杜氏という発酵に関する豊富な知識と経験、高い技術をもった専門家がおり、発酵食品をつくる上で非常に恵まれた環境がそこにあったのです。

昭和10年(1935年)、定司の醸造学者としての知識と蔵人への深い思いやり、そして酒蔵の経験と技術の粋を集め、ついに「澤田酵素」の原型となる発酵液が完成しました。

発酵液の完成後、最初は、得体の知れない液体にいぶかしげな表情であった蔵人たち。
しかし、その味わいに思わず「うまい!」という声があがります。
健康食品といえども、旨さにこだわる。
蔵人が毎日飲むものだから美味しくなくてはならないという定司の気遣い、そして酒の旨さを追求し続けてきた酒蔵のこだわりが醸し出した味わいでした。

ほどなく、蔵は活気を取り戻し、威勢のいい蔵人たちの声が飛び交うようになりました。

蔵人のためから世の人々のために

その後、太平洋戦争の影響による休造や跡取りの澤田定の戦死などの苦難を乗り越え、昭和31年(1956年)、澤田定子が五代目当主に就任。
定子は元々、関西オペラのプリマドンナとして、また宝塚音楽学校の教授として活躍する音楽家でしたが、兄が戦死したことで会社を任される立場となり、時の杜氏・井口千松と共にさらなる酒質の向上に尽力。
現在の主力銘柄『歓喜光』を誕生させました。
その間、「澤田酵素」はというと、酒蔵の片隅で細々と造り継がれ、蔵人たちの間で飲まれていました。
ところが、昭和40年(1965年)、食事療法を研究する医学博士が酒蔵を訪れたことをきっかけに「澤田酵素」が陽の目を見ることとなります。
博士の「もっと多く人々が飲めるよう商品化するべきだ」という提案に対し、当初、定子は「先代が蔵人の健康のために造ったもので、販売目的で造ったものではない」と固辞していましたが、博士の熱意に心を動かされた定子は、世の中のために貢献ができるのであればとついに商品化を決断。
昭和43年(1986年)、「澤田酵素」(植物発酵エキス)を使用した健康食品の受託製造事業を開始しました。
蔵人の健康を願う思いやりから生まれた「澤田酵素」。
現在、その理念は、「澤田酵素」を飲んでいただくお客様の健康を願う気持ちとして今もなお脈々と受け継がれています。

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